大型幕は「ツインピルツフォーク T/C 」移行
2017年の小川さんの新製品に展示会で一目惚れ。 翌週には注文していました。今まで使っていた「Nordisk アルヘイム19.6」の重さとフロアの撤収の面倒くささから開放されました。
白いコットン幕 に映える「OGAWA」の文字。美しいシルエットです。
コットン混紡生地(T/C)にこだわるのは薪ストーブのため
ポリエステル糸とコットン(綿)糸の混紡製品の事で『ポリコットン』とも呼ばれています。ポリエステルとコットンのいいところ取りをしたポリコットン、云わばハイブリッド素材です。織り方や混紡割合により様々な風合いを出す事ができるそうです。
ポリエステル素材
- メリット⇒軽い
- デメリット⇒火に弱い・強度が劣る
コットン素材
- メリット⇒比較的火に強い(火の粉が一瞬当たっても溶けにくい)・丈夫
- デメリット⇒重い・値段が高い
開封 小川「ツインピルツフォーク T/C 」オプション品
幕単体、約9キロ弱です。
フルインナーテント、約3キロ弱です。
二又フレームツインピルツフォークを1本購入。
純正のポールが2本。
ペグケースです。
取り扱い説明書です。
初張りでも超簡単 小川「ツインピルツフォーク T/C 」
専用のグランドシートがないので、ブラックシートを広げて幕体を広げます。
四隅を仮ペグダウンします。
ポールを2本いれて幕体を立ち上げます。
左右2箇所ずつペグダウンして、テンションをかけます。
はい!完成です。ペグが8本で超簡単に立てられました。
真っ白な張り綱を結びます。
大きく口を開ければ広々したリビングが出来上がりました。
純正のポールを外して、二又フレームツインピルツフォークに差し替えます。慣れたらはじめから二又を使っても良さそうです。
さらにリビングスペースが広くなりました。
上部。
下部には穴があいていてずれない仕様になっています。
「Nordisk アルヘイム19.6」の1/4程度の労力です。ペグの本数も少ないので短時間で仕上がります。
これからの時期は左右をパカーンと広げれば大きなリビングになります。
焚き火を囲んで食事ができます。
ライトを吊るすために、「MSR ドライライン キット」を張りました。 軽くてずれなくてとても良いです。
ペトロマックスはやっぱり明るいです。
夜はこんな感じです。ペトロマックスとUSB式のライトで幕が白いから十分な光量です。
翌朝、いろんなバリエーションで張ってみました。
まとめ
①コットン混紡生地(T/C)でインナー&ポールを含めて約11キロと軽いです。
以前使っていた「Nordisk アルヘイム19.6」は2倍の20キロ超えです。
②コットンの混合幕だから冬には薪ストーブを使用できます(自己責任ですが)。おまけに幕に穴を開けること無く、煙突を外に出せるには嬉しいです。
③幕体にT/Cを使用しているため縫い目にシームシール加工がされていません。つまり、加水分解を心配しなくて良いのです。経年劣化はしますが、結露が少なく、加水分解しないので長く使用できます。
④リビングと寝室が分かれています。寝る時だけクツを脱げば良いので、とても楽です。
遊ぶとき、食事する時、焚き火する時、すべてリビング内で全てできるのはとても快適です。
⑤両サイドを開けたり、前後だけを開けて通路にしたり、テントを張らずタープとして利用したり、色んなバリエーションで張ることができるのが、「ツインピルツフォーク」最大の特徴だと思います。
【2017NEW】 ツインピルツフォーク T/C
価格: ¥102,600 (税込)■重 量 幕体:約8.4kg ポール:約1.7kg
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詳しいレビューはこちらが参考になります。
ogawaより2017年に発売が開始された新製品ツインピルツフォーク T/C のフィールドレビューをお届けしました。区画サイトでも問題なく設営できるちょうど良いサイズ感に、白いポリコットン素材の高級感とツインポールならではの稜線美が相まって、数あるテントの中でも唯一無二のスタイルを確立してるように感じました。また、前述した通り、シーズンや状況に応じて様々な設営パターンを試せるので、飽きること無く、設営するたびに愛着が湧いていきそうだなとも感じました。また、ポリコットンという素材の性質上結露にも強く、実際にレビュー使用時の朝も、ほとんど結露が発生すること無く快適な朝を迎えることが出来ました。春から秋にかけての使用はもちろんのこと、今年こそ冬もキャンプをしたいと思っているキャンパーさんや、お洒落なコットン幕に興味はあるけれども、なるべくキャンプ場で被りたくないなあと、考えているキャンパーさんなどには特にオススメしたい、素敵なツインポールシェルターでした。